フレーム表示  
 気管支喘息とアレルギー性鼻炎と風邪




「気管支喘息」「アレルギー性鼻炎」「風邪」はお互いに影響し合い症状を悪化させます。 ここではそれぞれの症状と原因について説明していきます。

気管支喘息の患者さんの約8割になんらかの鼻炎が一緒に発症していることは良く知られていることです。

特に小児喘息(ショウニゼンソク)では多くの子供がアレルギー性鼻炎を併発しています。

これまで日本では小児喘息の治療は、酸素の通りを良くしてくれる気管支拡張剤を長期に服用させることが多かったのですが、これは気道を広げる作用しかなく喘息(ゼンソク)の根本原因であるアレルギー状態は改善されないため、またすぐに再発することになります。
 

喘息の発症部位である気管支も、アレルギー性鼻炎の起こっている鼻内も、同じ気道であり、同じ原因で発症しています。

つまりアレルギー性鼻炎をほおっておいて喘息(ゼンソク)だけを治そうとしても上手く行かないのは当然といえるでしょう。 また、喘息を持っている人はよくご存知とおもいますが喘息は風邪で誘発されたり、悪化したりします。
そこで内科、小児科でも喘息といっしょに風邪の治療を行いますが、よく忘れがちなの事があります。

それは風邪のあと急性副鼻腔炎(キュウセイフクビクエン)という鼻炎になり、副鼻腔炎からの炎症性物質が気管に流れ込むため風邪の状態がなかなか直らず、

更にその炎症性物質がアレルギー誘発物質を多く含むため喘息(ゼンソク)の改善が遅れてしまうことです。

最近やっと、問題のアレルギー状態を改善する抗アレルギー剤の重要性が強調されてきましたので、それを上手く使用する必要があります。

以上のことから言えるように

喘息といっしょに鼻炎の診断もしてくれる医師による治療が最適と言えるでしょう。

Copyright(C)2008 ONO Clinic All Rights Reserved.